Control Tower v2.2が出たので更新してみた
こんにちは、臼田です。
みなさん、AWSのガバナンス効かせてますか?(挨拶
今回は以前設定したControl Towerのバージョンがv2.2にアップデートできるようになっていたのでやってみました。
Control Towerなんぞや?みたいな場合にはまず下記をご参照ください。
Control Towerのバージョンアップってなに?
Control Towerでは各アカウントにガードレールなどを提供していますが、新しいガードレールのルールが追加されたりしています。
バージョンを上げることによりこれを適用することができます。詳細は下記をご確認ください。
AWS Control Tower での設定更新管理 - AWS Control Tower
今回v2.2のリリースノートには最新の設計図とガードレールへの更新。
と書かれていました。
やってみた
新しいバージョンが出たことはControl Towerのダッシュボードにアクセスすると一発で分かるように画面上部に青く出ました。また、「設定」ページでもバージョンの情報が確認できます。
更新する場合にはどちらかの「更新」ボタンを押します。
更新の確認画面が出てくるので確認します。作成時と同じように1時間程度かかります。よければボタンをポチリ。
1時間程度待ちます。この状態になれば画面を閉じても問題ありません。ちなみにアップデート前は予防ガードレールが17、検出ガードレールが3です。
時間が経過してバージョンが上がりました。「設定」ページで確認できます。
ダッシュボードを確認すると、予防ガードレールが20とv2.1より3つ増えていました。
diffしてみると下記3つが追加されていました。
名前 | ガイダンス | カテゴリ | 動作 |
ログアーカイブの削除を許可しない | 必須 | 監査ログ | 予防 |
AWS Config 集約承認の削除を許可しない | 必須 | Control Tower のセットアップ | 予防 |
CloudWatch Logs ロググループへの変更を許可しない | 必須 | 監査ログ | 予防 |
うっかりログを消したり、設定変更してしまうことを防ぐガードレールが追加されました!
まとめ
Control Towerを更新してみました。
最新の状態に更新することが非常にかんたんなので、どんどんアップデートしていきたいですね。
ガンガンガバナンスを効かせて行きましょう!